歌手の橋幸夫さん、「80歳で歌にピリオド」
再来年で歌手引退を表明、今年12月から最後の全国ツアー
歌手の橋幸夫さん(78)が4日、東京都内で記者会見し、80歳の誕生日を迎える2023年5月3日で歌手活動を引退すると表明した。加齢による声の衰えなどが理由で、俳優業などの芸能活動は続ける予定。最後の全国ツアーを今年12月からスタートさせる。
1960年に「潮来笠」でデビュー。吉永小百合さんと歌った「いつでも夢を」と「霧氷」で日本レコード大賞を受賞。舟木一夫さん、西郷輝彦さんと共に「御三家」と呼ばれ、人気を博した。
橋さんは会見で、2年ほど前から喉の不調が気になりだしたことを明かし、「衰えはどうにもならない。80歳の節目で歌の道はピリオドを打ちたい」と説明。その上で「これからは新しい夢に向かって生きていく。まだまだ行きます」と意気軒高に語った。