男子高飛び込み、15歳の玉井陸斗が3連覇
冷静な演技で2位に65点の大差、さらなる成長を誓う
15歳の玉井が男子高飛び込みを3連覇。演技順が最後だった決勝は先に飛ぶ選手たちが好演技を連発したが、「やることをやったら結果は付いてくる」と落ち着いていた。空中姿勢や入水が乱れないダイブを貫き、2位に65点の大差をつけた。
苦手とする「前逆宙返り3回半抱え型」は、ほぼ水しぶきをあげないノースプラッシュ。五輪で失敗が続いた技だけに「リベンジを、と思っていた。いい演技ができた」と喜んだ。
初めての大きな国際大会だった5月のワールドカップ(W杯)と夏の五輪を戦ったシーズンはこれで一段落。「新しいことを経験して自信が持てた」と言い、来年の世界選手権などを見据えてさらなる成長を誓った。