福岡県、118歳の田中カ子さんに記念品を贈呈


15日の「老人の日」を前に、国内歴代最高齢を更新中

福岡県、118歳の田中カ子さんに記念品を贈呈

福岡県知事から贈呈されたメッセージカードを手にする118歳で国内最高齢の田中カ子さん=13日、福岡市東区(福岡県提供)


 
 15日の「老人の日」を前に、福岡県は13日、国内歴代最高齢を更新している福岡市の田中カ子さんに記念品を贈呈した。118歳の田中さんの健康状態は良好で、市内の老人ホームで穏やかに暮らしているという。

 田中さんは1903(明治36)年1月2日、福岡県和白村(現・福岡市東区)に生まれた。昨年9月、2018年に亡くなった鹿児島県喜界町の田島ナビさん(117歳260日)を抜き、国内歴代最高齢となり、英ギネス・ワールド・レコーズ社が「在命中の世界最高齢」に認定している。県は13日午前、服部誠太郎知事からのメッセージカードや花束を施設職員を介して贈呈。受け取った田中さんは、ピースサインをするなど喜んでいる様子だった。