無限の可能性を示す祭典に、選手が健闘を誓う
「感謝の気持ち胸に」「最後まで笑顔で」、コメントを紹介
新型コロナウイルスによる緊急事態宣言下で24日、障害者スポーツの祭典の幕が上がった。さまざまな困難と限界に挑戦し、晴れ舞台に立った選手ら。その活躍はスポーツの枠を超え、無限の可能性を示す。ほぼ無観客の競技場で共生社会を育むための大会が始まる。
東京パラリンピック開幕の24日、日本パラリンピック委員会が発表した代表選手のコメントから、意気込みや健闘を誓う言葉を集めた。
◇ 感謝の気持ち胸に
佐藤友祈(陸上)
感謝の気持ちを胸に宿していく。世界記録を更新しての金メダル獲得を2種目で達成する。
◇ 強くなった走りを
道下美里(陸上)
(リオデジャネイロで2位の)表彰台で涙を流した5年前。あの時より強くなったと実感できる走りをする。
◇ 全力で戦う
木村敬一(競泳)
これまで獲得できていない金メダルに向けて、全力で戦う。
◇ 最後まで笑顔で
里見紗李奈(バドミントン)
最後まで笑顔で。単複ともに必ず金メダルを獲得し初代女王になる。
◇ 自分と仲間信じて
杉村英孝(ボッチャ)
自分を信じて、仲間を信じて、最終エンドまで全力で戦い抜く。
◇ 感動と感謝を
浦田理恵(ゴールボール)
日本人の強みでもあるチームワークを発揮し、感動と感謝を届けられるようベストを尽くす。
◇ 旗手にふさわしく
岩渕幸洋(卓球)
旗手にふさわしいパフォーマンスができるよう、さまざまな人から頂いたパワーを糧に頑張る。
◇ 後悔ないように
池崎大輔(車いすラグビー)
後悔のないようハードワーク。
◇ 自分のプレーを
上地結衣(車いすテニス)
精いっぱい自分のプレーを出し切って、金メダル獲得を目指す。
◇ 一致団結して
網本麻里(車いすバスケット)
一致団結して自分たちの目標に向かって、応援していただいている皆さんに感謝の気持ちを込めて戦う。