パラリンピック開幕で赤・青・緑のスモーク
曲技飛行チーム「ブルーインパルス」が都内上空を飛行
航空自衛隊の曲技飛行チーム「ブルーインパルス」が24日、東京パラリンピックの開会式を前に、パラリンピックのシンボルマーク「スリーアギトス」に使われる赤、青、緑の3色のカラースモークを出して都内上空を飛行した。
6機は午後1時35分ごろ、入間基地(埼玉県)を出発。国立競技場や東京スカイツリー、東京タワーなどの近くを飛び、3色の線を引いた。東京五輪開幕日の7月23日には競技場周辺で五輪を描いたが、今回はシンボルマークは描かなかった。
空自は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、見物客が密集しないよう前日に飛行時間を発表。特定の場所に集まらず、間隔を空けて見るよう呼び掛けていた。
国立競技場周辺でブルーインパルスを見た東京都八王子市の主婦(60)は「感動した。パラリンピックは今までよく見たことがなかったが、今回は一生懸命見たい」と話していた。