徳島の夏の風物詩「阿波おどり」2年ぶり開幕


規模を1日短縮縮小して開催、室内のみで踊りを披露

徳島の夏の風物詩「阿波おどり」2年ぶり開幕

2年ぶりに開幕した「阿波おどり」。昨年は新型コロナウイルスの影響で全日程が中止となったが、室内ステージで「連」と呼ばれるグループが順番に踊りを披露するスタイルで復活した=13日午後、徳島市のあわぎんホール】

 徳島の夏の風物詩「阿波おどり」が13日、2年ぶりに開幕した。昨年は新型コロナウイルスの影響で、戦後初めて4日間の全日程が中止となったが、今年は日程を1日短縮するなど規模を縮小し、室内ステージの1カ所のみで「連」と呼ばれるグループが順番に踊りを披露した。

 初日のこの日は、学生から有名グループまで七つの連が踊りを披露。しなやかな女踊りの「柔」と力強い男踊りの「剛」が織り成す魅力に観客らが酔いしれた。

 観客を入れるのは14日までで、最終日の15日は、市内の陸上競技場で行われる無観客のグランドフィナーレを動画サイトなどでライブ配信する。