クライミング新ウエア、たどり着いた「裸の感覚」
アパレルメーカー「ゴールドウイン」、研究重ね大舞台に
東京五輪の新競技の一つ、スポーツクライミング。4カ国の代表ユニホームを製作したアパレルメーカー「ゴールドウイン」(東京)が目指したのは、着用時の「裸の感覚」だ。
デザインと機能性の両立を追求したウエアは5日の決勝で活躍した日本の楢崎智亜選手(25)=TEAM au=らの活躍を支えた。
ウエアの規格に明確なルールはなく、ウエア製作のプロジェクトを統括した後藤太志さん(32)は「軽く、動きと視界を妨げないことが目標」という。