記録的猛暑の札幌で競歩のリハーサルを実施
大学生5人が選手役となって歩行、通行人の密集を危惧
札幌市で5、6日に行われる東京五輪の陸上競歩のリハーサルが4日、会場となる大通公園を発着点とする周回コースで実施され、大学生5人が選手役となって歩いた。5日の男子20キロ競歩の開始時間と同じ午後4時半にスタート。中継機材の確認などが行われた。
この日午後5時の気温は26・6度だった。札幌市では4日時点で、気温30度以上の真夏日を15日連続で観測。東京の暑さを懸念されて会場が移転されたが、記録的猛暑に見舞われている。
コース周辺には通行人が一目見ようと立ち止まった。新型コロナウイルス対策のため、密集を避けるように呼び掛けをした警備員の20代男性は「予想よりも呼び掛けに応じてくれた。ただ、本番になったらどうなるか」と気をもんでいた。