デュエットの乾・吉田組は厳しいスタートに
フリールーティン予選で4位、目標の94点台に届かず
デュエットの乾、吉田組はフリールーティン予選で4位。ロボットをイメージした複雑な脚技はぴたりとそろえたものの、体力面できつくなる終盤に吉田が息切れし、やや切れを欠いた。目標としていた94点台に届かず、吉田は「後半に体の浮きがよくなかった」と反省を口にした。
表彰台を争う3位ウクライナとは1点差。デュエットの結果がチーム種目にも影響を与えるだけに、2大会連続の表彰台を狙う日本にとって厳しい出だしになった。乾は「簡単じゃないというのは覚悟していた。自分たちの泳ぎを見せられるように集中して、今から頭を切り替えたい」と表情を引き締めた。