小型ハイブリッド車「アクア」、初の全面改良


トヨタ自動車が発売、燃費性能は従来モデルより2割向上

小型ハイブリッド車「アクア」、初の全面改良

トヨタ自動車が発売した小型ハイブリッド車「アクア」の新型モデル(同社提供・時事)

 トヨタ自動車はこのほど、小型ハイブリッド車(HV)「アクア」の新型モデルを発売した。2011年12月の発売から約10年で初めての全面改良。燃費性能は従来モデルより約2割向上した。

 2代目アクアは、搭載するニッケル水素電池のバッテリー出力が約2倍。電気だけで走行できる距離を伸ばし、燃費性能を改善させた。月間販売目標は9800台で、価格は198万~259万8000円。

 トヨタは東日本大震災の被災地支援の一環としてアクアを発売。トヨタ自動車東日本の岩手工場(岩手県金ケ崎町)で生産し、これまで全世界で約187万台を販売した。新型モデルも同工場で生産する。