アーチェリー、武藤弘樹が5位、山内梓は7位
組合せなどを決めるランキングラウンドで日本勢が活躍
アーチェリーは23日、個人、団体の組み合わせなどを決めるランキングラウンドが行われ、男子は武藤弘樹(トヨタ自動車)が678点で64人中5位に入った。河田悠希(エディオン)は22位、5大会連続出場の古川高晴(近大職)は46位。
女子は山内梓(近大職)が665点で7位となり、早川漣(デンソーソリューション)が16位。中村美樹(ハードオフ)は31位だった。
日本は団体では男女ともに4位でシードとなり、準々決勝からの出場。新種目の混合団体は武藤と山内のペアで臨む。
初の五輪に臨んだ22歳山内、安定して得点し自己ベスト
初の五輪に臨んだ22歳の山内が、国際大会の自己ベストを8点更新する665点をマークし、日本女子勢最高の7位に入った。暑さに加え、頻繁に風向きが変わる中でも安定して点数を伸ばし、「風に意識を取られ過ぎず、自分に意識を集中してやるようにした」と振り返った。
この高得点のおかげで日本女子は団体で12チーム中4位につけ、シード権を獲得。山内は24日には、日本男子勢トップの武藤とペアを組んで新種目の混合団体に臨む。「出るからにはメダルを獲得できるように頑張りたい」と意欲を見せた。
武藤「ちょっと出来過ぎ、混合団体は挑戦者の気持ちで」
ちょっと出来過ぎ。五輪で出し切ろうという気持ちが大きかったと思う。混合団体は挑戦者の気持ちでやりたい。