混乱の声が相次ぐ、「忘れてた」五輪で祝日移動


カレンダー修正シートも登場、7月22日と23日は祝日

混乱の声が相次ぐ、「忘れてた」五輪で祝日移動

大阪市の印刷会社「うめだ印刷」が作成したカレンダーの「祝日変更シート」(同社提供・時事)

丈70m、幅40m、重さ700kg 誰のズボン?

東京五輪で変更となった祝日(時事)

 東京五輪・パラリンピック開催に合わせた祝日移動で平日となった19日、ツイッター上では「休日移動したのを忘れてた」「完全に遅刻だ」と混乱の声が相次いだ。修正が間に合わなかったカレンダーや手帳が多く出回っているためで、切り貼りして修正する専用シートも登場し話題となっている。

 祝日の変更は、五輪・パラ開催による都心の混雑を緩和するのが主な目的。本来「海の日」は7月の第3月曜である19日だが、今年は五輪開会前日の22日に変更され、開会式当日は10月の第2月曜から移動してきた「スポーツの日」となる。8月11日の「山の日」は閉会日の8月8日に移動し、振り替え休日も発生するため注意が必要だ。

 大阪市東住吉区の「うめだ印刷」は混乱を受け、「祝日変更シート」を発案。シートにはカレンダーの正しい日付部分がずらりと並んでおり、「プリントアウトして切って貼って、無断欠勤の危機を回避してください」とツイッターで呼び掛けると、4000回以上リツイート(転載)されるなど大きな反響があったという。