柏が劇的に9戦ぶりの勝利、ロスタイムの3得点


土壇場での大逆転劇、「全員ががむしゃらな気持ちだった」

柏が劇的に9戦ぶりの勝利、ロスタイムの3得点

後半、チーム2点目のゴールを決める湘南のウェリントン(中央右)=27日、レモンS(時事)

 勝利から8試合遠ざかっていた柏に、劇的なドラマが待っていた。敵地で湘南に1-2とリードされて迎えた後半ロスタイムの表示は9分。「全員ががむしゃらな気持ちだった」と決勝点のクリスティアーノ。土壇場での大逆転劇が始まった。

 ロスタイムに入ってすぐに大南が同点ゴールを挙げると、ロングボールを生かした攻撃はさらに加速する。6分後には、後半40分に投入されたクリスティアーノが、左サイドの深い位置から左足を振り抜いて決勝点。ペドロハウルが、とどめの4点目を奪った直後に試合終了の笛が鳴った。

 今季は序盤からつまずき、4月に3連勝した後は再び長いトンネルに。湘南戦の2日前には、司令塔の江坂が浦和に移籍する暗い話題もあったが、初先発で起用された長身FWペドロハウルが、全4得点に絡んだのは好材料。ネルシーニョ監督も「しっかりとボールを収めてくれた」と手応えを口にした。

 J2降格圏の18位から16位に浮上。「この戦いが、今後につながるように気を引き締めてやっていく」と監督。巻き返しのきっかけとできるか。