五輪来日1号、豪州のソフトボール選手団が出発


「金メダルを目指す」、群馬県太田市で事前キャンプへ

五輪来日1号、豪州のソフトボール選手団が出発

シドニー空港で取材に応じるオーストラリア女子ソフトボール選手団のジェード・ウォール外野手=31日(AFP時事)

 東京五輪に参加するオーストラリアの女子ソフトボール選手団が31日、出発前にシドニー空港で取材に対応した。ジェード・ウォール外野手(32)は代表して「チームが最高水準の練習を行った」と自信を示し「金メダルを目指す」と意欲を語った。

 現場では米CNNなど国際的なメディアも取材。コロナ禍が収まらない中で開かれようとする五輪に対する関心の高さをうかがわせた。

 選手ら総勢約30人はシンガポールを経由して6月1日午前に成田空港に到着。1年間延期された東京五輪に参加する外国の選手団では来日第1号となる。群馬県太田市で7月半ばまで事前キャンプを行った後、選手村に移動。開会式2日前の21日に、福島県営あづま球場で全競技最初の試合として日本と対戦する。

 選手らは五輪の延期で難しい調整を強いられた。ウォール選手は「一番の収穫はこのチームが(どのような環境にも)非常に適応できるようになったことだ」と前向きに受け止めていた。(シドニー時事)