Jリーグ神戸、MFイニエスタと契約を延長
2023年まで2年間、卓越した技術とパスセンスを誇る
サッカーJ1神戸は11日、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ(37)と2023年まで契約を2年間延長したと発表した。今季が3年契約の最終年だった。
この日、誕生日を迎えたイニエスタは東京都内で記者会見に臨み「自分が信頼され、大切にしてもらえると感じられたことが一番重要だった。モチベーションとわくわく感を感じている」と述べた。会見には三木谷浩史会長が同席した。
イニエスタは卓越した技術とパスセンスを誇る世界的名手。母国の名門バルセロナで数々のタイトルを獲得し、スペイン代表の黄金期を支えた。18年夏に神戸に加入。今回の契約延長に当たり、年俸はJリーグ史上最高額と報じられた破格の2500万ユーロ(約33億円)から減額されたとみられる。
神戸では主将を務め、天皇杯初優勝とアジア・チャンピオンズリーグ初出場に貢献。J1ではこれまで65試合で13得点。今季は右脚の故障で出遅れたが、今月1日の広島戦で復帰した。