オリンパス社員訴訟 正義貫いたサラリーマン


粘りで勝ち取った和解

 「これで普通のサラリーマンに戻れます。会社の和解案に決して満足しているわけではないが、この辺で手を打ってもいいかなと思い、会社側が出してきた条件を呑むことにしました」

 カメラや内視鏡のメーカーとして知られるオリンパス。そのオリンパスと8年強にわたって裁判争いをしているのが中堅社員の濱田正晴(55)だ。

 そのオリンパスが今年1月末、濱田に大きく譲歩した案を提示してきた。


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