接続水域に中国海警4隻 沖縄・尖閣沖


国境警報

海警法施行から半年、日本政府「世論戦」で対抗

尖閣諸島の魚釣島周辺を巡航する海上保安庁の巡視船=2012年9月、沖縄県尖閣諸島沖

 第11管区海上保安本部(沖縄県那覇市)は2日、石垣市の尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域に中国海警局の「海警」4隻がとどまっていると発表した。

 4隻は、機関砲らしきものを搭載した「海警1305」と、「海警1302」「海警6304」「海警2301」で、同日午後3時現在、南小島の南約37㌔付近および、魚釣島の西北西約39㌔付近、久場島の北北西約41㌔付近を航行している。
(沖縄支局)

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 一方、防衛省の発表によると先週1週間で、9月24~30日、東シナ海において(うち28、30日は日本海でも)、領空侵犯の恐れがある航空機に対し、航空自衛隊の戦闘機が緊急発進した。
(川瀬裕也)