中国公船侵入 150日連続  沖縄・尖閣沖接続水域


国境警報

 第11管区海上保安部(沖縄県那覇市)は12日、石垣市の尖閣諸島周辺の領海外側にある接続水域に、中国海警局の「海警」2隻がとどまっていると発表した。尖閣周辺の接続水域で中国公船が確認されるのは2月13日以降150日連続。過去最長の111日(昨年4~8月)を上回り更新を続けている。

 海保によると、海警局の公船が、今年日本の接続水域で確認された日数は同日時点で185日。今月10~12日には23回目となる領海侵入もあり、昨年を大きく上回るペースで中国の挑発行為が続いている。