比ミンダナオ和平、武装解除開始も前途多難


800

バンサモロ法案の審議難航

 このほどミンダナオ島を拠点に、長年にわたって反政府活動を続けてきた国内最大のイスラム武装勢力、モロ・イスラム解放戦線(MILF)が、フィリピン政府との包括和平合意に基づき武装解除を行った。しかし、和平プロセスの最終段階となるイスラム自治政府の設立に必要なバンサモロ基本法案の審議が遅れており、残り約1年となっているアキノ政権での和平達成を危ぶむ見方も出始めている。(マニラ・福島純一)


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ