中米ニカラグアで世界最長の運河、着工へ


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全長278㌔、総工費6兆円

 中米パナマを貫くパナマ運河とその一帯は、長年にわたって海運の要衝として扱われてきた。地政学的な意味では、太平洋と大西洋をつなぐ要として、米国が長年にわたって施政権を含めて強い影響力を発揮してきた場所でもある。そのパナマ運河では、現在、交通量の増大や世界的な船舶の大型化の傾向を受けて「ポスト・パナマックス」の時代に向けた拡張工事が行われている。ところが、そのパナマからコスタリカをまたいだ中米ニカラグアにおいて、中国系資本(香港企業)による世界最大規模の「ニカラグア運河」建設が始まろうとしている。


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