IHH、パレスチナ犠牲者に祈りとデモ行進


「みんなが幸せで平和に」、東京都渋谷区で300人が参加

IHH、パレスチナ犠牲者に祈りとデモ行進

渋谷の街をデモ行進する人々=14日午後、東京都渋谷区(石井孝秀撮影)

 トルコの慈善団体「人道支援基金(IHH)」は14日、イスラエルによるパレスチナへの攻撃に抗議するデモ行進を東京都渋谷区で行った。主催者発表によると、在日イスラム教徒など約300人が参加した。

 デモ隊は渋谷駅前や明治通りなどを1時間半以上かけて行進。「パレスチナに自由を」などの声を挙げながら、ゴール地点の代々木公園に。犠牲になったパレスチナの人々への祈りもささげた。

 同団体で日本代表窓口を務めるクリジュ・セリムハンさんは「昔、エルサレムは三つの宗教が平和に暮らす場所だった。以前のようにまた、みんなが幸せで平和に暮らすようになってほしい」と訴えた。