ピカソ「窓辺に座る女」、NYで113億円で落札


新型コロナが猛威を振るう中、絵画を扱うマーケットが好調

ピカソ「窓辺に座る女」、NYで113億円で落札

1億340万ドルで落札されたピカソの「窓辺に座る女」=4月22日、ロンドン(AFP時事)

 スペインの巨匠パブロ・ピカソが描いた絵画が13日、ニューヨークで競売商クリスティーズのオークションに掛けられ、手数料などを含め1億340万㌦(約113億円)で落札された。

 世界各地で新型コロナウイルスが猛威を振るう中、絵画を扱うマーケットが好調な実態が浮き彫りとなった。

 絵画は1932年に愛人のマリーテレーズ・ワルテルを描いた「窓辺に座る女」。ピカソの作品で1億㌦を突破したのはこれで五つ目で、2015年には「アルジェの女たち」がピカソの作品としては最高額の1億7940万㌦(当時のレートで約215億円)を付けている。(ニューヨークAFP時事)