熱帯びるミャンマーの憲法改正論議
編集局 2014/1/26 アジア・オセアニア [会員向け]
スー・チー氏「大統領就任」へ意欲
ミャンマーのテイン・セイン大統領は年初のラジオ演説で「健全な憲法は時代の要請により改正される必要がある」と積極的な改憲姿勢を示した。また大統領の資格について「国益や主権を守る必要がある」と述べた上で「国の指導者になることについていかなる国民にも規制をかけるべきではない」と踏み込んだ発言をした。来年、ミャンマーは総選挙が実施されるが、最大野党・国民民主連盟(NLD)のアウン・サン・スー・チー党首の大統領選出馬に道を開くことになり得る憲法改正論議が熱を帯びてきた。
(池永達夫)
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