犯罪急増の背景に「警察叩き」


600

萎縮する警官、揺らぐ法秩序

 昨年8月に米ミズーリ州ファーガソンで黒人青年が白人警官に射殺されたことをきっかけに、「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大切)」(BLM)と呼ばれる警察に対する抗議運動が全米に拡大した。だが、反警察機運の高まりにより、警官の士気が低下し、各地で凶悪犯罪が急増している。皮肉にも、犯罪増加による最大の犠牲者は、治安の悪い地域に住む黒人貧困層だ。(ワシントン・早川俊行)


...【全文を読む】
記事の全文をご覧になるには会員登録が必要です。
新規会員登録へ
ログインへ