転換点迎える米の対中政策


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「建設的関与」失敗浮き彫りに

 米国の対中国政策が「転換点」(ウォール・ストリート・ジャーナル紙)を迎えている。中国への接近を図ったニクソン政権以降、米政府は40年以上にわたり、「建設的関与」を対中政策の基本としてきた。だが、最近、米国の中国専門家の間で、建設的関与は中国を平和的で民主的な国家へと導くのではなく、逆に米国中心の国際秩序を脅かす強大なライバルを生み出してしまったと、その失敗を認めた上で政策の大転換を求める主張が広がっている。(ワシントン・早川俊行)


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