矛盾露呈する米の中東政策


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「イスラム国」対策でイランと連携

 米オバマ政権の中東政策の矛盾が表面化している。中東ではイスラム教のスンニ派とシーア派の宗派対立があらゆるレベルで深まっているが、米国はイスラエルの反発に耳を貸さず、シーア派のイランと核最終合意に向けた枠組みで合意し「イスラム国(IS)」攻撃では連携した。一方、イエメンのシーア派である「フーシ派」の攻勢に対しては、立ち上がったスンニ派アラブ連合軍を支持している。
(ワシントン・久保田秀明)


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