ロシア機墜落、テロか事故かの判断回避


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エジプト政府 慎重姿勢を崩さず

 ロシア機のエジプトのシナイ半島での墜落をめぐりエジプト政府調査委員会は7日、記者会見し、ボイスレコーダーの録音の最後に「雑音が残っていた」と説明したものの、それが何によるものかについては言及を避け、テロか事故かの判断を回避した。(カイロ・鈴木眞吉)

 ロシア政府もエジプト政府も事故直後は、イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の犯行声明にもかかわらず、「プロパガンダだ」(シシ・エジプト大統領)、「事故究明を待つべきだ」(プーチン・ロシア大統領)などと発言、事故がテロと結び付けられることへの警戒感をあらわにしていた。


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