サウジ王家が絡む不祥事続く


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聖地メッカで事故多発

 サウジアラビア王家や外交官らが絡む不祥事が続発している。薬物密輸や性的虐待、集団強姦(ごうかん)などだ。サウジでは、聖地メッカ近郊で大巡礼(ハッジ)中の巡礼者らが将棋倒しになり死亡、メッカの「大モスク」工事中にクレーンが倒壊して107人が死亡した。そのほかにも、イスラム教の守護者を自任する同国の印象悪化を招く事件が多発している。(カイロ・鈴木眞吉)

 レバノン当局は10月28日までに、首都ベイルートの国際空港で、覚醒剤アンフェタミン系のカプタゴン錠剤2㌧を個人所有機で密輸しようとしたサウジ王子ら5人を拘束した。


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