月刊朝鮮の米大統領広島訪問評、日米関係深化に複雑な韓国


「愚を犯さない」対応と指摘

 オバマ米大統領の広島訪問は日米関係で画期的歴史的なものとなった。かつて戦った者同士が戦争の最大の傷跡である被爆地を共に訪ね、犠牲者を慰めた。互いを非難することなく謝罪を要求することもなく、ただ原爆の悲惨さを直視し、犠牲者を慰霊・慰労し、「核なき世界」を祈った。

 こうした日米関係の深化を複雑な思いで眺めていたのが韓国である。外交官を辞めて、ソウルに日本式のうどん屋を開いたというユニークな経歴を持つシン・サンモク「桐山」代表が「月刊朝鮮」(6月号)に「原爆問題を見る日本人たちの見解」を書いている。


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