秋美愛(チュミエ)法相のゴリ押し劇 


レームダック化遅らす戦術?

 月刊中央(12月号)は「政治と検察の“終末対決”」の記事を載せた。韓国政府与党の閣僚やスタッフが絡む事件を捜査する検察を、政権側が力でねじ伏せようとしている。その先頭に立つのは秋美愛(チュミエ)法相、一方の旗頭は尹錫悦(ユンソンヨル)検察総長である。韓国政界ではこの話で持ち切りだ。

 秋法相はこれまでのやり方を見る限り剛腕そのものである。政権の不祥事を容赦なく追及してくる検察に対して、指揮権を無視して捜査に干渉し、さらに言うことを聞かなければ「大虐殺」と言われる報復人事まで断行した。


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