中国軍 ジブチで港湾整備着々


印サイト 大規模な水中爆破確認

 中国軍は、アフリカ東部ジブチに建設中の中国初の海外軍事基地で七つの埠頭の建設を進めており、付近で大規模な水中爆発が起きていたことが衛星写真の分析から明らかになった。海底掘削のための爆破とみられている。インドのニュースサイト「ザ・プリント」が報じた。

 ザ・プリントによると、基地にはすでにヘリポート、弾薬庫、自動化された補給システムが設置されており、昨年8月から埠頭の建設が急ピッチで進められている。爆発が撮影されたのは昨年12月6日で、「海底の直径約40㍍が破壊された」とみられ、付近で何度も爆破が繰り返されている可能性がある。

 基地は、ジブチに設けられている自衛隊の拠点、フランス軍、米軍の基地から10㌔ほどしか離れておらず、昨年5月には、基地から照射されたレーザー兵器で米軍パイロット2人が負傷している。

(外報部)