平和記念公園に「被爆遺構展示館」がオープン


埋まった町の痕跡も、広島市長「被爆の実相を知って」

平和記念公園に「被爆遺構展示館」がオープン

掘削調査で見つかり、展示館で公開される被爆遺構=25日、広島市中区

 広島市は25日、平和記念公園の地下に埋まっている被爆当時の民家や道路の跡などを展示する「被爆遺構展示館」が26日に開館するのを前に、記念行事と内覧会を行った。

 内覧を終えた広島市の松井一実市長は、「被爆の実相を知ってもらうためにも、為政者も含めて、多くの方にぜひ来ていただきたい」と話した。

 平和記念公園一帯はかつて中島地区と呼ばれていた。原爆投下前には多くの民家や商店などが立ち並び、約4400人が生活していたとされる。展示館では、掘削調査で見つかった隣家との境界を示す石材列や側溝などの一部をそのまま展示するほか、炭化した畳や板材のレプリカも設置。被爆した住民の証言もパネルで紹介している。