新旧の作り手18社が出展、多彩な木製品が並ぶ


秋田市で、「ORAeアキタファニチャー」の作品展示会

新旧の作り手18社が出展、多彩な木製品が並ぶ

文化創造館で開かれている「ORAe(おらえ)アキタファニチャー」の作品展示会

 木工製品に関わる秋田の優秀な事業者(作り手)で組織した「ORAe(おらえ)アキタファニチャー」の作品展示会が秋田市の文化創造館で開かれている。

 ORAeとは、秋田の方言で「おら家」、わが家という意味。丸太の製材、家具の製造、産業デザイン、建築、漆塗りほか多業種かつ新旧の作り手18社が約80アイテムを出展。椅子、テーブル、タンス、衝立(ついたて)から時計、おもちゃ、木のノート、名刺入れと多彩な木製品が並ぶ。

 使用する樹種も秋田杉、クリ、イタヤカエデ、サクラとさまざま。作り手の一人は「椅子に座ったりして、曲げ木や削り出し、組手の技術に加え、無垢材の質感や手触り、使い心地を確かめてほしい」と話す。展示会は20日まで。