日大ラグビー部ヘッドコーチに菊谷崇氏が就任


元日本代表主将、「主体的に行動できる環境をデザイン」

日大ラグビー部ヘッドコーチに菊谷崇氏が就任

日大ラグビー部のヘッドコーチに就任した菊谷崇氏(中央)。右は中野克己監督=24日、東京都千代田区

 日大ラグビー部は24日、新ヘッドコーチに元日本代表主将の菊谷崇氏(42)が就任すると発表した。3月1日付。東京都内で記者会見した菊谷氏は、「選手とコミュニケーションを取って、主体的に行動できる環境をデザインしたい」と抱負を述べた。

 奈良・御所工高(現御所実高)から大体大に進んだ菊谷氏はトヨタ自動車、キヤノンなどでプレー。代表キャップ数は68で、2011年ワールドカップ(W杯)ニュージーランド大会では主将を務めた。

 日大は昨年の全国大学選手権で3季連続の8強入り。中野克己監督は「もう一段階、高いステージを目指す」と新コーチに期待を寄せた。