五輪閉会式、ハイライト映像に羽生結弦が登場
「一つの世界、一つの家族」がテーマ、17日間の祭典に幕
開会式同様、閉会式は「一つの世界、一つの家族」がテーマ。ステージ中央の上部で雪の結晶を模した巨大な聖火台が回転する中、各国・地域の選手団が入場した。メダルを首から下げたり、肩車をしたりしながらリラックスした表情を見せ、それぞれが特別な瞬間を楽しんだ。
大会のハイライト映像では、フィギュアスケート男子で、五輪史上初めてクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に挑んだ羽生結弦の姿が何度も映し出された。終盤に子供たちの合唱が始まり、清らかな歌声が響き渡ると、聖火台に設置されたトーチの炎が静かに消えた。
最後は盛大な花火がごう音とともに会場の「鳥の巣」を包み、17日間のスポーツの祭典の終わりを告げた。(時事)