台湾が誇るフルーツ「アテモヤ」を日本に
東京で冷凍フルーツの発表会、「アイスより美味しい」
台湾が生産量世界一を誇るフルーツ「アテモヤ」の商品発表会がパレスホテル東京で行われた。台湾パイナップルと同様に、最大の輸出先であった中国からの理不尽な輸入停止が発表された。行政院農業委員会は日本に販路を拡大したい考え。
アテモヤは濃厚な甘みと芳醇(ほうじゅん)な香りが特徴。お釈迦(しゃか)様の頭に形が似ていることから「パイナップル釈迦頭」とも呼ばれている。生の状態では日本に輸出できないため、新たな冷凍技術を開発した。見た目と品質は生と変わらない。
発表会では、台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表が冷凍したアテモヤは「アイスクリームより美味(おい)しい」とPR。会場では試食が行われ、タレントの渡辺満里奈さんは「日本で食べれるなんて嬉(うれ)しい」と堪能していた。早ければ今月末から一部スーパーに並ぶ。