東京・有明で「ＨＣＪ2022」開催、エコな食器など紹介

日本最大級の商談会「ＨＣＪ２０２２」（主催・日本能率協会）で、チェーンストリーム（本社・奈良県橿原市）が紹介した、コーヒーのかすを利用したプラスチック製の食器

　ホテルレストラン、フードケータリング、厨房設備などの企業約６００社が集まった日本最大級の商談会「ＨＣＪ２０２２」（主催・日本能率協会）が１５日、東京・有明のビッグサイトで始まった。長引くコロナ禍で大きな打撃を受けるサービス業の新たな活路を探す商談が活発に行われた。１８日まで。

　生活雑貨品を取り扱うチェーンストリーム（本社・奈良県橿原市）は、普段は捨てるコーヒーのかすを利用したプラスチック製の食器を紹介。分解されてほとんどが土に還る環境に優しい素材となっている。

　ドイツの業務用厨房機器メーカーの日本法人ラショナル・ジャパン（本社・東京都千代田区）は人手不足解消や生産性の向上につながる調理機を提案。その場で調理するブースには人だかりができていた。この他、外食店舗の将来などを考えたブース展示や各種セミナーが行われている。