藤井聡太四冠、史上初の10代五冠に王手


将棋王将戦、鮮やかな詰み手順で渡辺明三冠に3連勝

藤井聡太四冠、史上初の10代五冠に王手

第71期王将戦7番勝負の第3局で渡辺明王将(手前)に勝ち、感想戦で対局を振り返る挑戦者の藤井聡太四冠=30日午後、栃木県大田原市(代表撮影)

 将棋の渡辺明王将(37)=名人、棋王を合わせ三冠=に藤井聡太四冠(19)=竜王、王位、叡王、棋聖=が挑戦する第71期王将戦7番勝負の第3局が29、30の両日、栃木県大田原市で指され、先手の藤井四冠が135手で勝った。藤井四冠は開幕から3連勝で王将奪取にあと1勝とし、史上初の10代五冠に王手をかけた。

 藤井四冠が中盤から細い攻めをつないだが、形勢はもつれたまま終盤戦に突入。粘る渡辺三冠を、味方の駒が連係する鮮やかな詰み手順で投了に追い込んだ。

 終局後の取材に藤井四冠は「内容的には課題が多いので、次の対局で反省を生かしたい」と語った。後がなくなった渡辺三冠は「やることは変わらない。次が特別何かということはない」と話した。

 第4局は2月11、12日に東京都立川市で指される。