支援物資載せた自衛隊輸送機、トンガに到着
飲料水3トン届ける、感染対策のため非接触で受け渡し
防衛省は22日、海底火山の噴火と津波で大きな被害を受けた南太平洋の島国トンガへの支援物資を載せた航空自衛隊のC130輸送機1機がトンガに到着し、飲料水約3トンを届けたと発表した。23日以降も順次物資を運び入れる方針。
防衛省によると、輸送機は拠点としているオーストラリアのアンブリー空軍基地を出発し、日本時間の22日正午すぎにトンガのファアモツ国際空港に到着した。新型コロナウイルス対策で、隊員は防護服を着用し、飲料水の受け渡しはトンガ側と接触しない形で行っている。
経由地のグアムで整備中だったもう1機のC130も既に豪州に到着。追加派遣のC2輸送機2機も、22日中に1機が到着予定という。トンガの空港機能が低下しているため、現地で調整した上で物資の空輸を続ける。