子供から大人まで楽しめる「ジオパーク文化祭」
秋田県にかほ市エスパークで、鳥海山の岩なだれを再現
子供から大人まで楽しめると謳(うた)った「ジオパーク文化祭」が15日、秋田県にかほ市多目的屋内運動場エスパークで開かれた。ジオパークとは「地球・大地(ジオ)」と「公園(パーク)」とを組み合わせた言葉で、「大地の公園」を意味する。主催は鳥海山・飛島ジオパークガイドの会。
注目されたのは鳥海山の岩なだれを模した火山噴火実験。ガイドの1人が溶岩に見立てたスライムを山頂から押し出すと岩石を巻き込んで流れる様子が再現された。
娘と参加した母親は「高温の溶岩が時速360キロもの猛スピードで流れ落ちたと知りました。今から約2500年前の出来事ですから縄文時代の集落が地下に埋もれているのかもしれませんね」と話していた。