日本海側など、あすまで大雪暴風に警戒を
強い冬型の気圧配置が続く、230便欠航など交通に影響
北海道付近に発達した低気圧があり、日本付近は強い冬型の気圧配置になった影響で、12日は日本海側を中心に雪が降り、北海道では大雪になった。気象庁は強い冬型の気圧配置が14日まで続くとして、大雪や猛吹雪、暴風、高波に警戒するよう呼び掛けた。
大雪や強風の影響で、日本航空と全日空が合計で約230便欠航。JRは千歳線や室蘭線、奥羽線などで運転見合わせが生じ、高速道路は東北道の岩手県内の一部区間などが通行止めになった。
12日午後8時までの24時間降雪量は北海道の音威子府村で66センチ、帯広市で53センチ、北見市で49センチを観測した。13日午後6時までの24時間予想降雪量は多い所で、東北と北陸60センチ、北海道50センチ、東海と近畿40センチ、関東甲信と中国30センチ、四国15センチ、九州北部10センチ。
その後、14日午後6時までの同降雪量は、北陸と関東甲信60~80センチ、東北と東海、近畿、中国50~70センチ、北海道30~50センチ、四国5~10センチ。