東京に一時大雪警報、羽田空港で欠航相次ぐ


都心10センチ積雪、路面凍結や交通の乱れに注意を

東京に一時大雪警報、羽田空港で欠航相次ぐ

雪だるまをつくって遊ぶ子供=6日午後、東京都千代田区(森啓造撮影)

 関東では6日午後、南方沖を東へ進む低気圧などの影響で南部を中心に雪が降った。気象庁によると、午後7時に東京都心(千代田区北の丸公園)で10センチ、横浜市中区で8センチ、千葉市中央区と水戸市で7センチの積雪を観測。同庁は東京23区と千葉県全域、茨城県南部に大雪警報を発表し、千葉以外は夜に解除した。

 東京23区の大雪警報は約4年ぶり。東京都の多摩地方や神奈川県には午後から夜まで大雪注意報が出された。

 冷え込みも厳しく、都心の気温は午後に氷点下0・4度まで下がった。関東の雪や雨は7日未明にやむ見通しだが、同日朝は路面の凍結や交通の乱れに注意が必要。

 大雪の影響で、羽田空港などの発着便に欠航が相次いだ。日本航空は68便、全日空は40便が欠航し、それぞれ6230人、3520人に影響が出た。JRは東海道新幹線に一時遅れが生じ、東海道線や総武線、横須賀線などにも遅れが生じた。