オリックスの山本由伸、故郷岡山で県民栄誉賞
金メダルに貢献、沢村賞など輝く「充実したシーズンだった」
プロ野球オリックスの山本由伸投手(23)が24日、出身地の岡山県で伊原木隆太知事から県民栄誉賞を受けた。今夏の東京五輪代表として金メダル獲得に貢献したことが高く評価された。
山本は今季、18勝を挙げて防御率1・39、206奪三振など傑出した成績。数々のタイトルを獲得し、沢村賞やパ・リーグ最優秀選手にも輝いた。同県庁で取材に応じ、県民栄誉賞について「すてきな賞を受賞することができ、とても光栄」と笑顔。「五輪があり、いろんなことが経験できた一年だった。11月末までとても長かったけど、あっという間に感じる充実したシーズンを過ごせた」と振り返った。
山本は備前市出身で、宮崎・都城高からオリックス入りして5年目。「(今年の経験は)自分の財産になると思う。しっかり成長し、今季の成績を上回れるようにやっていきたい」と、さらなる飛躍へと意欲を示した。