「百済寺跡」の創建当時の様子をARで体験
大阪府枚方市がイベント開催、大阪工業大の学生が制作
大阪府枚方市は、奈良時代に建立された特別史跡「百済寺跡」の創建当時の様子を再現した拡張現実(AR)の体験イベントを開いた。市内にキャンパスがある大阪工業大の学生がARを制作した。
近年の調査では、百済寺を起点に碁盤の目の計画都市が築かれたことが分かっているが、建物は現存していない。市がPR方法を検討していたところ、大学からAR制作の提案を受けた。
ARでは、敷地内でタブレット端末をかざすと画面上に創建当時の金堂や三重の塔のイメージ図が立体的に表示される。