池江璃花子が今年を振り返る「波瀾万丈な一年」


日大水泳部が練習を公開、リラックスした表情でこなす

池江璃花子が今年を振り返る「波瀾万丈な一年」

公開練習でリラックスした表情を見せる池江璃花子=27日、東京都目黒区

 日大水泳部が27日、東京都目黒区の同大学プールで一般のファンも招いて練習を公開した。東京五輪代表の池江璃花子(ルネサンス)らが参加し、リラックスした表情で練習をこなした。

 池江は今年を振り返り、「波瀾(はらん)万丈な一年。いい経験もしたし、悔しい思いもたくさんした」。来年5月には世界選手権(福岡)が控えるが、本命の女子100メートルバタフライは「今の自分には戦える力はまだない」と分析。非五輪種目の50メートルバタフライでの勝負も視野に、冬場は体力づくりやスプリント力の強化に取り組む。

 練習には東京五輪の男子200メートルバタフライ銀メダリスト、本多灯(ATSC・YW)も参加。「泳ぎと結果で日本の水泳がすごいところをアピールしていきたい」とさらなる飛躍を誓った。