荒木名月氏の個展「火星の看守は夢を見る」


東京・日本橋のREIJINSHA GALLERYで、26日まで開催

荒木名月氏の個展「火星の看守は夢を見る」

荒木名月氏の個展「火星の看守は夢を見る」=東京・日本橋

 独特な世界観で見る人を魅了する荒木名月(みつき)氏の個展「火星の看守は夢を見る」が12日、東京・日本橋のREIJINSHA GALLERYで始まった。

 幼い頃から小説や空想が好きだったという荒木のイメージを絵に落とし込んでいる絵は、夢をそのまま切り取ったようで見ている人を不思議な世界に誘う。「作品同士の曖昧な繋(つな)がりの中に、物語を想像してほしい」と荒木氏はコメントを寄せた。

 常連客という世田谷区在住の50歳代の男性は絵の印象を「派手」と語りながらも、興味深そうに見入っていた。前回はSNSで興味を惹(ひ)かれてやってくる人も多かったという。当ギャラリーでは販売も行っている。26日まで開催。