箱根の坂道で争われる「激坂最速王」に神野大地
箱根駅伝を目指す学生抑え優勝、標高差981mを駆け上がる
箱根の坂道で争われる「激坂最速王決定戦2021」が13日、神奈川・アネスト岩田ターンパイク箱根の特設コースで開かれ、「登りの部(13・5キロ)」に来年1月の東京箱根間往復大学駅伝競走に出場する有力校の選手らが参加した。
レースは青学大OBで、箱根駅伝の山登り区間で活躍した神野大地(セルソース)が51分02秒で優勝。2位に1分37秒差で殿地琢朗(国学院大)、3位は吉冨純也(日体大)だった。
標高差981メートルを駆け上がる厳しいコースは、箱根駅伝の「仮想5区」とされている。現役学生を抑えて「激坂王」となった神野は「箱根5区よりもきつかった。ここでしっかり走れた選手は、箱根でも走れると感じた」と話した。