占術家の細木数子さんが呼吸不全で死去、83歳
「六星占術」編み出し、2000年代には「視聴率の女王」に
バラエティー番組などで活躍した占術家の細木数子(ほそき・かずこ)さんが8日、呼吸不全のため東京都内の自宅で死去した。83歳だった。東京都出身。公式サイトなどで10日発表された。葬儀は近親者で行う。喪主は娘で占術家のかおりさん。14日午後6時から東京都港区南青山2の26の38の梅窓院でお別れの会を開く。
1980年代に、独自に編み出した占い「六星占術」に関する本がベストセラーとなり、ブームに。2000年代には人気占師として多数のテレビ番組に出演。「地獄に落ちるわよ」などの過激な発言で注目を集め、「視聴率の女王」と呼ばれた。
その後、「本業に専念したい」としてレギュラー番組を降板。近年はテレビ出演を控えていた。