広島県大崎上島町、公用車に超小型EVを導入


脱炭素社会へ取り組み、休日は町民や観光客に貸し出しへ

広島県大崎上島町、公用車に超小型EVを導入

広島県大崎上島町が公用車として導入したトヨタの超小型電気自動車(EV)「シーポッド」(同町提供)

 広島県大崎上島町は、公用車としてトヨタの超小型電気自動車(EV)「シーポッド」1台を5年間のリースで導入し、休日は町民や観光客に貸し出すシェアリング事業を始めた。

 脱炭素社会に向けた取り組みを加速し、公用車の維持管理費の削減も狙う。車は2人乗りで、フル充電すれば約150㌔の距離を走れる。

 狭い道が多い島内も運転しやすく、災害時にはバッテリーを携帯電話の充電などに活用できる。平日は町役場の公用車として使用。休日はトヨタのカーシェアリングサービスの会員が利用できる。