照ノ富士、一人横綱として決意「責任を持って」


九州場所の番付発表、「土俵でできることを全部やる」

照ノ富士、一人横綱として決意「責任を持って」

大相撲九州場所の新番付で一人横綱となり、オンライン会見で決意を述べる照ノ富士=1日午前、東京都江東区の伊勢ケ浜部屋(日本相撲協会提供)

 照ノ富士が1日午前、オンラインで記者会見し、白鵬の引退で一人横綱となり臨む九州場所へ、「自分が背負ってやらなければならないことも多いと思うし、責任を持って頑張りたい」と決意を語った。

 先場所は史上9人目となる新横綱での優勝。重圧もある中で15日間を戦い抜いた。「今までは強くなりたい一心で稽古をしていた。横綱になって地位の重さを考えるようになった」。まだ1場所だが、最高位の経験を積み、自覚はより強くなっている。

 前回の九州場所が開催された2年前は両膝のけがなどから復活を目指す途中で幕下だったが、今回は横綱として臨む。「土俵の上で、できることを全部やって、お客さんを喜ばせたい。それだけ」と活躍を誓った。